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川を泳いでいたクマは、まもなく川岸のコナラの木に登り、ドングリを食べはじめた。クマの胴体が水に浮いていたことから、クマはクリを十分に食べ、冬ごもりに必要な脂肪を厚くつけたようだ。10月中旬にもなると、過去に見たこれぐらいのクマの体には、脂肪が厚いところで5センチメートルもあった。川を泳いで近くまで来たクマは、体毛が水に濡れていた。
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